仕様・設備について

 汎用性のある部材・設備等を使うように心がけています。汎用性のある部材・設備を使うことにより、その部分に不具合や寿命が来た場合でも、スムーズにメンテナンスや更新することができ、コスト面(ランニングコスト、維持費)でも有利になってきます。

そしてその延長線上に自然素材・自然塗料等の提案・活用を考えています。

 

仕様・設備は定めていませんが、以下は採用率の高い一例です。


屋根・外壁

ガルバリウム鋼板の屋根と外壁の写真
縦張のガルバリウム鋼板外壁

 屋根・外壁ともガルバリウム鋼板の採用率が高いです。耐候性に優れ、重量も軽く、耐震上も有利な素材です。更に耐候性にすぐれたSGL(スーパーガルバリウム)鋼板もおすすめです。


ヒノキ無垢材のフローリング写真
ヒノキ無垢材のフローリング

 ヒノキの無垢材を使ったフローリング。無塗装で使用するとさらっとした足心地。窓枠、幅木等は杉の無垢材を使用するケースが多いです。


造作家具

リビング造作家具の写真
必要なものに合わせた造作家具

 キッチン収納、靴箱などはスペースに合わせて造作するとピッタリと納まります。収納物に合わせて造ることもできるので必要な場所に必要な物をしまうことができます。


床下エアコン暖房

床下エアコンを組み込んだカウンター写真
床下エアコンを組み込んだカウンター

 床下にエアコンを設置し、エアコンの気流感を抑えつつ、床面の温度を上げる暖房方法。床面の輻射熱で快適度を上げ、廊下やトイレまでエアコン1台で暖かくすることが可能な、高断熱高気密住宅と相性が良い暖房方法です。

こちらのQ&Aにも床下エアコンに関する項目がありますのでご覧下さいませ。


付加断熱

付加断熱(外断熱)施工画像
付加断熱施工中

 建物内部に加え、外側にも断熱材をプラスする付加断熱。建物の中でも一番面積がある外壁を強化することで飛躍的に断熱性能が高まります。また断熱材で軸組木材を外側からすっぽり覆うことで熱橋がほとんどなくなるメリットもあります。


樹脂トリプルガラスサッシ

トリプルガラス写真
トリプルガラス断面

 樹脂の枠に高い断熱性能があるトリプルガラス(三層ガラス)を組み込んだサッシ。結露を抑え、暖冷房費を削減し、冬はガラス表面温度を上げて体感温度、快適度を向上させます。


換気設備

ダクト式第3種換気設備
ダクト式第3種換気設備

 ダクトを使った第3種換気設備を使用することが多いです。ダクト式は排気能力が高く、建物の気密性能に負けずに換気量が確保されるので部屋の空気質をきれいに保ちやすくなります。

第1種熱交換換気設備を使うこともあります。